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2018年12月26日(水)

FREAKS Vol. 278(2018/11)より 〜報われた瞬間〜

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「アジアの頂点に立つ」という
強い気持ちで取り組んできた
試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、ベンチの前で喜びを爆発させた大岩剛監督の目に光るものがあった。
「苦しい試合の連続でしたけど、悲願のACLを獲ることができて、非常にうれしい。チーム全員で勝ち取ったタイトルです」
アントラーズにとって8回目の挑戦。大岩監督にとって選手で4度、監督として初の挑戦だった。これまでアジアの壁に跳ね返されてきたが、ついに〝アジア超え〟を果たした。そこには新たな景色が広がっている。

─待ちに待ったACL初制覇を成し遂げました。
アントラーズにかかわるすべての人たちの希望というか、願いでしたからね、本当によかったです。僕自身、現役時代から含めると、このクラブに在籍して16年目になりますけど、「アジアの頂点に立つんだ」という強い思いで取り組んできました。ファンやサポーターの皆さんも同じ気持ちでしょう。それをようやく果たせましたからね。しかも節目の20冠。ACL初制覇がクラブにとってすごく意義のあるものになりました。
─優勝の瞬間に何を思いましたか?
みんなの苦労がやっと報われたなと感じました。これまで悔しい思いをたくさんして、それを取り返そうと必死になって戦ってきて、ここまでたどり着いたわけで、ホッとしましたし、うれしかったです。いろいろな思いが込み上げてきました。
─アントラーズの監督になって初タイトルです。
まあ、そこはね、あまり意識せず、とにかく頑張っている選手たちにいい思いをさせてあげたい、何とか勝たせてあげたいと。そういう気持ちが一番にありました。昨年のリーグ戦最終節の悔しさは選手だけではなくて、みんなが感じていたことです。それを晴らすにはやはりタイトルを獲らなければいけないし、すべてのタイトルも獲りにいくのがアントラーズです。そういう意味では、チームに在籍している全員が同じ気持ちで必死になって取り組んでくれました。僕の個人的なことより、アントラーズにまた一つタイトルが加わったことのほうがうれしいです。
─試合後、小笠原選手と抱き合って喜びを分かち合っていました。
僕が勝手につかまえて離さなかっただけでね。あいつはかなり嫌がっていましたけど(苦笑)。満男(小笠原選手)にしてもソガ(曽ケ端選手)にしても現役時代に一緒にプレーしていますから、彼らとともにアジアのタイトルを獲れたことが本当にうれしいです。普段からコミュニケーションをとっているけれど、馴れ合いにならないように気をつけています。選手と監督という意味では一線を引かないといけない。特に話をしなくても満男やソガの様子を見ながら感じるものがあるし、その点ではいい距離感でいられるんじゃないかなと思います。

ファンやサポーターの
皆さんの存在が心強かった
─敵地テヘランでの公式戦はアントラーズとしてクラブ史上初めて。試合前の選手たちの様子はいかがでしたか?
 ACLの決勝とリーグ戦が重なっていたことで、何かと慌ただしかったけれど、かえって試合に意識を向けられたのかもしれません。置かれた状況を選手たちがうまく消化して、いい準備ができました。
─今回は日本代表の専属シェフとしておなじみの西芳照さんが同行してくれました。
慣れない中東のイランで、食に関してまったく不安がないというのは大きかった。それは間違いないです。選手たちはもちろん、スタッフみんなが感謝しています。
─敵地アザディスタジアムの雰囲気は?
僕自身、あのスタジアムに初めて行きましたけど、やはり独特な雰囲気でした。あれだけ大きなスタジアムで、あれだけの観客が入っている光景を見たのは初めて。ほとんど男ばかりというのもあったかもしれないけれど(苦笑)、10万人の人間の持つパワーはすごかった。なかなか経験できるものではない。中国や韓国とはまた違った雰囲気でした。
─イランの地まで約200人のファンやサポーターの皆さんが応援に駆けつけてくれました。
後押ししてくれましたね。ブブゼラが鳴り響くなか、皆さんの声援は確実にピッチに届いていました。選手たちは「本当に心強かった」と話しています。もちろん、日本でテレビを通じて応援してくれた人たち、パブリックビューイングで応援してくれた人たち、そういう人たちの思いもしっかり感じとりながら僕らは戦っていました。
─ACLの決勝第2戦に向けて、どのような点を選手たちに強調しましたか?
第2戦は相手のホームであり、第1戦に0−2で負けていたので、アグレッシブに出てくるであろうことは想定できました。だから、まずは受けに回らない。相手ボールに対して厳しくいく。あとは、ロングボールからの攻撃がペルセポリスの形でもあるので、CBの2人がしっかり対応しつつ、セカンドボールをSBやボランチが回収する。そういう部分を意思統一して臨みました。
─結果は0−0のスコアレスドローでした。
最終ラインが多少低くなって間延びした時間があって、それを指摘する声もありましたけど、「自分たちがどういう気持ち、心理状態で戦っていたか」が重要でした。プレーエリアは確かに低かったかもしれません。でも、メンタル面でネガティブになっていなければ、それほど大きな問題ではないんです。相手の攻撃のやり方を見て、自分はどこにいなければいけないのか。そこを間違わないことが重要です。ペルセポリスはロングボールを蹴る回数が多かった。そういう意味では、最終ラインが下がって対応するのは当然です。前線との距離が離れていたかもしれないけれど、選手たちは自信を持ってプレーしていた。ボールに対するアプローチもしっかりしていた。セカンドボールも拾えていた。それをカウンターにつなげていた。だから、僕自身はあまり心配していませんでした。やるべきことをやっているな、と。そう思って見ていました。最終ラインの高さという意味では、第1戦の前半のほうがよくなかったですね。全体的に相手の攻撃を受けてしまい、プレーエリアが低く、意識も消極的。後半はそこを修正して、いい形でゴールを決めることができました。

次のタイトルに向かって準備する
アントラーズの変わらぬ姿勢
─昨年のシーズン途中から監督に就任し、今季は開幕からチーム作りに着手しました。ここまで振り返れば、本当にさまざまな出来事がありましたが、そういうなかでアジアの壁を超えられた要因とは?
昨年のリーグ戦最終節に引き分けて優勝を逃して、今年は何とか巻き返したいと考えていました。前半戦はなかなか結果が伴わなくて、チーム状態は正直、よくなかったですね。でも、W杯ロシア大会による中断期間に行った静岡キャンプで、チーム全体の矢印を修正することができました。この時間がすごく有意義だったと思います。自分たちがやるべきことは何なのか、もう一度、整理して後半戦に入っていけました。そこにジーコさんがテクニカルディレクター(TD)として戻ってきてくれて、精神的な部分も改善されました。チームが一つになって戦うことの大切さを改めて伝えてくれたと思います。後半戦は試合に勝つことで、自信が深まっていくし、自信が深まることで、試合の勝利にもつながっていく。こうした好循環が生まれて、自然に一体感が高まっていきました。それがACL初制覇の大きな要因だと考えています。
─ACLの決勝2試合を挟んで、Jリーグを2試合こなしました。普段はなかなか出場機会のない若手が中心になってプレーし、連勝。チームに勢いを与えてくれました。
うれしかったですね。日々のトレーニングの大切さ、オフ・ザ・ピッチの大切さ、試合に向けた準備の大切さを耳が痛くなるくらい言い続けていますけど、誰が出てもアントラーズのサッカーをやって勝ち切ることができたわけですから。チームのために全力を尽くそうとする若い選手たちの姿勢を高く評価していますし、チーム全体がワンランク上がったと感じました。ただ、そこには満男やソガといった経験豊富な選手の存在がある。彼らがお手本となって、いい影響を与えているのは間違いありません。日ごろの彼らの立ち居振る舞いに感謝しています。
─ACLの戦いを通じて、監督として得たものはありますか?
いろいろなことを学びました。アジアを勝ち抜いていくには選手にタフさが求められますけど、それは僕ら指導陣も同じ。過密日程のなかで、選手のマネジメントやチーム全体のオーガナイズなど、どんどん決断しなければいけない。すべてにおいて高いものが求められます。試合で、よりよい判断のためにもやはり経験が必要です。楽な試合は一つもありませんでした。ACLを通じて、本当に成長させてもらった。そう実感しています。
─アジアを制し、20冠を成し遂げました。今後、アントラーズが目指すところは?
次のタイトルです。そこに向かって準備する。それがアントラーズですからね。目の前の試合に勝つ、目の前のタイトルを獲りにいく。常々、ジーコTDも言っていますけど、プロである以上、勝利を求め続けるだけ。その姿勢はこれからもまったく変わりません。

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