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2018年08月26日(日)

FREAKS Vol. 275(2018/08)より 〜背番号9が描く「ゴールへの道筋」〜

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背番号9を背負って、2年目を迎える。
今季の前半戦を終えて、
チーム内最多試合出場数であり、
公式戦12ゴールは
チーム内得点ランキング1位に位置する。
今やチームに欠かせない存在になった。
それでも鈴木自身、
「まだまだ」と納得の表情を見せることはない。
さらなるゴールを。
そして、さらなる勝利を得るために。
背番号9が描く「ゴールへの道筋」とは。

得点が自分の価値を高めてくれる
ゴール前で無類の勝負強さを発揮する鈴木優磨は、クラブ生え抜きの点取り屋として大きな期待を寄せられている。
「Jリーグで年間20点を取れるようなFWになる」と、自身が掲げる目標も高い。単なる口先だけではなく、ゴール量産への道筋を増やすべく、日々の努力を惜しまない。
相手チームに嫌がられるFWへ、今まさに進化の途中だ。

──鈴木選手にとってゴールとは何ですか?
生きがいです。まだ若いからかもしれないけれど、試合に出て、点を決められないと、しばらくモヤモヤします。次の試合まで気持ちよく過ごせない。そんな感じはあります。点を取れなかったことにとらわれてしまって、普段の生活に大きく影響するといっても過言ではありません。そのくらい僕にとってゴールは大事。FWならみんな同じ気持ちだと思いますけどね。
──点を取りたいけれど、取れなかったというモヤモヤはFWとしての責任感の裏返しかもしれません。
FWに一番求められるのはやはり得点の部分だし、FWが点を取れればチームは楽になる。結果として、そこを出せなくなったらFWとしてダメだと思っています。
──子どものころから、そのような気持ちでいたのですか?
本格的にFWをやり始めてからですね。点を取ることがFWとしての自分の価値を高めるので、プロになって、そういう気持ちがさらに強くなりました。
──ゴールが自分の価値を高めてくれると感じたのは?
他のプレーももちろん大事だけど、FWは点を取ることで注目されますよね。ニュースで取り上げられるのもゴールシーンだけといってもいいくらいですから。
──中盤でのつなぎがよかったとか、あのトラップが絶妙だったとか、そういうプレーはほとんど取り上げられません。
そう! 「ゴールを決められなかったけど、鈴木優磨は頑張っていました」なんて報道してくれない(苦笑)。そう考えたら、やはりFWにとってはゴールが一番大事だし、点を取っていくごとにそういう気持ちが増していきました。

シュートが打てる
ポジションを見つけ出す
──ゴールへの道筋として自分なりに得意にしている形は?
やっぱりサイドからのクロスに対して入っていくのが一番好きだし、そこが自分のストロングポイントだと思っています。
──シュートスキルについては?
めちゃめちゃ下手ですね。一真君(山口選手)とか、他の選手を見ていると、すごくうらやましい。シュートはやっぱりセンスだから! もちろん練習すれば、ある程度までうまくなりますよ。でも、さらにその上にいくには持って生まれたセンスが大事です。一真君のシュートはちょっと日本人っぽくないし、彼のようにシュートセンスがある人っていいなって思います。
──では、点を取るために、どんなことを個人的に意識していますか?
当たり前ですけど、シュートが打てるポジションを見つけ出して、そこに入っていくことです。ゴール前のこぼれてきそうなところだったり、クロスに対してだったり、おいしいところを逃さないようにしています。試合が終わったあと、あそこに走っておけばよかったと思うことが多々ありますけどね。
──シュートが打てるポジションを見つけ出すには何が必要ですか?
そこはもう感覚とか、経験です。試合のなかで、まったく同じ状況はないけれど、「この前こういう状況のときに、ここにこぼれてきたな」とか、「こういう状況なら、ここかな」とか、シュートが打てるポジションを見つけ出すために走り続ける。それができるFWが点をたくさん取れるのだと思います。ただ、瞬間的に「入るタイミングが遅かったな」と感じてもうまくシュートにつながるときがあるんです。そんなときは“普段の行い”が出るなって。
──というと?
例えばですけど、ゴミが落ちていたら拾うとか、そういう些細(さ さい)なことでもいいから、普段の行いをよくしておく。そうすれば、サッカーの神様は見ていてくれるんじゃないかなって。クリスティアーノ・ロナウドやメッシみたいなスーパースターだったら違うだろうけど、僕のようなFWはそういうところで(徳を)積んでいかないと、ゴール前でチャンスが巡ってこない。アウェイに行ったら、ホテルの部屋を超きれいにしてから出ていきますよ!
──そんなふうに考えていたとは、ちょっと意外です。
でしょ? でも、僕はそういうタイプ。熊さん(熊谷ユース監督)の影響が大きいかな。(徳を)積んだ分、いいことがあるはず。僕はサッカーの神様を信じていますから!

得点力アップの課題は
ペナ外からのシュート
鈴木のプロ初ゴールは、加入初年度の2015年9月12日のG大阪戦だった。その日は、アントラーズのユニフォームに身を包み、初めてプロとしてピッチを踏んだ日でもあった。J1リーグ初出場を果たしたばかりか、いきなり初ゴールを決めたのだ。
2点を追いかける展開のなか、74分からピッチに登場すると、終了間際、左サイドからのクロスに飛び込んだ。鈴木にとって、いわば得意の形だった。

──Jリーグ初ゴールは覚えていますか?
覚えています。G大阪戦ですよね。夢生君(金崎選手)からのクロスをヘディングで決めました。ただ、あの試合を思い出すと、その前にチャンスを外していて、「まずいな」と感じていましたし、試合に負けたので、初ゴールの喜びより負けた悔しさのほうが大きかったです。
──とはいえ、FWとして大事な一歩を記しました。
今振り返ると、相手チームからあまり警戒されていなかったんじゃないかと思います。その後、だんだん自分の特徴を分析されて、いい状況でシュートを打たせてもらえなくなりましたからね。でも、力のあるFWはそういう厳しいプレッシャーのなかでも点を決めていく。自分はまだまだです。
──しばらく点が取れない時期も確かにありました。
「クロスからのヘッドでしょ」って完全に相手に読まれていますよね(苦笑)。だから、今考えているのはシュートのバリエーションを増やすことです。ペナ外(ペナルティーエリアの外)からのシュートが決まるようになれば、FWとしてもっと成長できるんじゃないかと思っています。
──得点力アップのために「ペナ外からのシュート」を課題にしているのですね。
遠目からのシュートを見せて、こういうのもあるよって相手に思わせたいです。そこで惜しいシュートが打てるようになれば、警戒してくれるだろうし、ペナ外でボールを受けようとしたら相手も間合いを詰めてくる。となったら、背後のスペースも空きやすくなるわけで、プレーの選択肢が増えていく。今はまだ「ペナ外だったら足元にボールが入ってもそれほど怖くない」と思われていますよね。そこを少しでも変えていけたら、シュートまでのバリエーションが増えていくはず。これは以前からずっと言っているし意識しているんですけど、なかなか上達しない(苦笑)。
──今はサイドハーフでの起用も少なくなく、プレー全体の引き出しは増えているのでは?
点を取る以外のプレーは確かに増えたと思うけれど、得点に限っていえば、全部ペナのなか。もっとゴールのバリエーションを増やしたいです。
──鈴木選手のゴール集を作ったら、みんな同じようなシーンになる?
そう。「何だこいつ、ミドルなくね?」って。試合をよく見に来てくれるじいちゃんからも「ミドルを打てるようになればなぁ」と言われたんです。わかっていますよね、じいちゃんは。痛いところを突いてくるなって思う(苦笑)。

サイドに流れすぎず「ペナ幅」で動く
──FWとしてさらに成長するために具体的に取り組んでいることはありますか?
新しくコーチになった黒崎さんから、「FWのときは、できるだけゴールに近いところでプレーしたほうがいい」とアドバイスされました。そこを今、すごく意識しながらやっています。サポートのために下がりすぎたり、サイドに流れすぎたりせず、“味方に任せるところは任せる”という感じですね。チームが低い位置でボールを持っていたら、サイドに流れて、そこでボールを引き出したりしますけど、相手を押し込んでいたら、自分がサイドに流れてクロスを上げるよりゴール前に入って得点を狙う。夢生君や僕がサイドに流れてクロスを上げようとしてもゴール前に1人しかいないとか、そういう状況はできるだけ避けたいですからね。黒崎さんからは「ペナ幅で」と言われています。極端な話、ゴールエリアの幅で動く。そのくらいの感覚でもいいんじゃないかと考えています。
──ペナ幅で動くことに窮屈さを感じたりしませんか?
いや、そんなことはないです。海外のFWの選手を見ても、あまりサイドに流れず、ペナ幅で勝負していますよね。FWそれぞれのプレースタイルがあるけれど、僕がサイドに流れても相手にとってそんなに怖くないと思うんです。ペナ幅でしっかり仕事ができないと、クロスを待っているだけのFWになってしまうから、そこは考えなければいけないですけどね。
──今後、新たなスタイルの鈴木選手が見られそうですね。
点をたくさん取るFWには、ボールがめちゃめちゃ集まってくる。それは信頼されているから。僕だってボールが集まってくれば決める自信はあるけれど、その前にまず周りから信頼してもらえるようにならないといけない。ゴール前でフリーのFWがいてもマークされているC・ロナウドにボールがいくでしょ? 味方の判断として、それがいいか、悪いかではなく、FWとしての信頼度の問題。すごく大事なことだなって思う。
──“ここ”というところでチームを勝利に導くゴールを決めれば周りの評価も変わってきますし、同じ1点でも価値が違います。
勝負強いFWになりたいし、自分はそういうタイプだと思っています。「お前次第だよ」って言われるようになりたい。一発狙いというか、一か八かのギリギリの勝負をしたいほうなので(笑)。
──決勝とか、この試合で決めたいと思ったとき、何かゲンを担いだりしますか?
逆に、変えない。できるだけ普段どおりにする。FWにとって、一番よくないのはナーバスになること。「今日はダメだ」って思ったら終わりなので、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながらプレーしています。ナーバスになると、せっかくのチャンスなのに「こっちに(ボールが)来ないでくれ」って思うときもありますから。
──ゴールに向かって、いつもギラギラしているような鈴木選手でも、そんな気持ちになるときがあるのですか?
それはあります。FWだったら、誰だってあると思います。そういう気持ちになったら入るものも入らない。何とか不安とか弱気な気持ちを打ち消してプレーするようにしています。
──W杯ロシア大会が終了し、Jリーグが再開しました。8月下旬にはACLの準々決勝も控えています。チームが勝つために鈴木選手らFW陣のゴールが欠かせません。
シーズンの前半戦はチームとしても個人としてもゴールが少なかったので、後半戦は攻撃陣でたくさん点を取って勝利につなげていきたいです。そのためにも大事なのはバリエーションだと思っています。チームとしても個人としてもいろいろな形から点が取れるようになりたいし、そうなれるように中断期間を利用して練習してきました。応援してくれるファンやサポーターの皆さんの期待に、結果を出すことでしっかり応えていきたいです。

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