【 クラブから 】 これまでの経緯をご説明いたします。11月20日、当クラブからベルデニック監督に対し、来季も引続き契約を更新したい旨、通知をいたしました。この中で監督から、「他クラブからオファーがある」ことを伝えられました。その後も交渉は行いましたが、11月30日、最終的に監督から当クラブと契約をする意思がないこと確認いたしました。これを受け、選手に本日をもって監督が退任することを説明しました。 当クラブは、今季のベルデニック監督の成績に敬意を表しております。クラブ史上最高の成績を残した手腕は高く評価するべきであり、クラブ経営を踏まえた上で最高の条件提示をいたしました。しかし、シーズン中にもかかわらず、同じ舞台で戦うJ1クラブからベルデニック監督に直接オファーがあるという事態は予測を超えたものでありました。その後の交渉で条件の上積みをいたしましたが、監督とは合意に至りませんでした。11月30日に監督から、「条件面と家族の生活環境を考えて、当クラブではなく、オファーしてきたクラブと契約したい」という最終的な回答を受け、来季の契約を断念することになりました。 クラブとって大きな痛手ではありますが、今季の当クラブは、「WIN BY ALL!」というコンセプトの元、選手をはじめあらゆるスタッフにも特別扱いを無くし、全員力で勝利を勝ち取ることを貫いてまいりました。これが、今季成功した最大の要因であると自負しております。条件面で折り合わなかったことには我々の力不足も感じます。監督との契約条項に関してのリスクマネージメントが不足だった事も自認いたしましたが、負債を覚悟するようなクラブ運営や、最も重要なコンセプト「WIN BY ALL!」を曲げてまで、遺留に努めることは最善の策ではないと判断いたしました。また、今後対戦相手となる監督が、チームを率いることは好ましくないと判断し、天皇杯を前に、チームから離れてもらうことを決定しました。 今季スタートにあたり、「3年で優勝できるチームをつくる」という強化方針を掲げました。来季はその2年目にあたります。監督が替わることになっても、この方針はなんら変わることはありません。既に次期監督候補とも交渉を始めております。現在も、さらに上を目指したチーム作りに取り組んでいる最中です。本日、選手たちにもこうした経緯を伝えました。今季、下馬評を覆して旋風を巻き起こしたスピリットで、新たなシーズンを迎えるべく、クラブを挙げてそれぞれの任務に当たっております。監督以下来季のコーチングスタッフが決定いたしましたら、速やかにご報告することにいたします。まず、気持ちを切り替えて、天皇杯で初タイトルを獲得できるよう選手、スタッフ一同、「WIN BY ALL!」を合言葉にベストを尽くします。天皇杯では、神戸清雄コーチが監督代行として指揮をとります。